心療内科・精神科・児童精神科・美容皮膚科・歯科・小児歯科
このページでは、神経症について説明していきます。
神経症は、現在は不安障害とも呼ばれています。
世間一般的には、「ノイローゼ」などと呼ばれていることがあります。
心理的原因によるため治療がなかなか奏功しづらく、休職となった場合はデイケアやリワークプログラムなどを用いながら復職へ向けて進んでいくことが多いです。
神経症
ICD10:F4
心因(心理的なストレスが原因)で発症します。
【分類】
①恐怖症性不安障害 特定の対象(閉所恐怖、高所恐怖、社交恐怖)
②不安障害 対象が無い。パニック障害、全般性不安障害
③強迫性障害 強迫観念→強迫行動
④重度ストレス反応及び適応障害
a、急性ストレス反応
b、PTSD 災害、事件、事故
c 適応障害 日常生活上のストレス
⑤解離性障害…心理的なストレスが精神症状として現れる
(症状)解離性昏迷、解離性健忘、遁走、多重人格
転換性障害…心理的なストレスが身体症状として現れる
(症状)けいれん、失立失歩、失声、ヒステリー性全盲
⑥身体表現性障害…心気障害、疼痛性障害
【治療】①精神療法、カウンセリング ②薬物療法(SSRIなど)
治療としての薬物療法はSSRIと分類される薬剤が使用されることが多いですが、抗不安薬のみの方や一部の抗精神病薬などを使用するケースなどもあり幅は広いです。
生活していても居心地が悪かったり、家事や仕事などの集中力にも支障が出てしまう場合があります。
当院では迅速な診断のもと、早期回復を目指した診療を行なっております。
認知行動療法を含めた心理カウンセリングによる治療も行なっておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。